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【知ってるだけで30点UP!】TOEIC Part 5 攻略法&勉強法を紹介!

今回はTOEIC高得点者がPART5をどのように解いているのか? PART5をどのように対策しているのか?を紹介します!

 

悩むサラリーマン

PART5どうやって解けばいいんだ。時間かかって、後のパートで時間がなくなっちゃう。。

このような悩みをこの記事で解決します。

part5は、対策をした人としてない人とで点数にとても大きな差がでるパートです。

対策をしっかりすれば簡単に解けるようになる問題も多いので、力を入れて取り組みましょう!

わたし自身がTOEIC920点を取得した時に実践していた学習方法や、知っているだけで問題が解きやすくなる回答方法

を記事にしましたので紹介しているので、ぜひ参考にしてください!

まず問題形式を確認!

Part5からはリーディングの問題になります。Part5は短文穴埋め問題で、選択肢は1問につき4つで全部で30問です。

まずは例題をみてみましょう。

[例題]In that article, McMillen   ____________   how to deal with environment issues last year.

【1】  describes

【2】  described

【3】  to describe

【4】  describing

この問題の答えは です。

この問題は describe という単語の正しい活用はどれかという問題でしたが、他にも文法力、読解力を試される問題や語彙力を試される問題が出題されます。

このパートはやはり語彙・文法や文法をどれだけ知っているかが、そのまま点数になって現れます。

出される問題の語彙や文法は高校英語レベルなので、しっかりと学習をすればpart5は攻略できますし、

この後の長文問題やリスニングの先読みにも活かせられるので力を入れて取り組みましょう!

part5 攻略ポイント!

【point1】 頻出パターンを徹底対策

  • 品詞の識別問題
  • 前置詞・接続詞問題
  • 動詞の時制問題
  • 語彙問題

【point2】文の構造を理解する

【point3】時間配分を気にする

【point 1】頻出パターンを徹底対策

part5では品詞を区別する力が必要になります。

そもそも品詞とは

名刺(人や物を指す)apple
代名詞he
形容詞(何かを説明する)beautiful
動詞play
副詞(動きやものへ付け足し)normally
前置詞(位置関係を説明)about
接続詞(文と文の接続)because


品詞の区別がしっかりできるようになることがpart5 高得点への第一ステップ
です。

1 品詞の区別分け

まずは練習問題を解いてみてください

【例題】Researchers are working on a new material that will be twice as ———as ordinary concrete

A.  durably

B.  durable

C.  durability

D.  durableness

答えは

Researchers are working on a new material that will be twice as durable as ordinary concrete.

【和訳】研究者は普通のコンクリートの2倍の耐久性を持つ素材に取り組んでいます。

twice as (形容詞) as で (〜の二倍) という文法から、【B】 durable が正解です。

この問題はを正解するには、

  • twice as ___ as の間には形容詞が入るということ
  • 選択肢のどれが形容詞か

という2点を知っておかなければなりません。

選択肢から形容詞を選ぶのも、どれだけの語彙力があるかに尽きるのですが、品詞の見分け方には上級者がうまく使っているテクニックがあります。

それは単語の形です。もう少し専門的にいうと

接尾語(単語の最後の部分)を感覚的に見て品詞を区別しています。

例文の場合だと、このように見分けることができます。

A. durab(ly ) ly     副詞

B .dur(able ) able    形容詞

C. durabili(ty) ty     名詞

D. durabl(ness) ness  名詞

品詞がわかればその単語自体の意味はわからなくても、接尾語をみて品詞を予想し正解に導き出すことが可能になります。

英語を勉強していくうちに単語のつくりなどは覚えていくのですが、初心者の方にはまだ少し難しいと思ったので、まとめて表にしました。

正直多いので、飛ばしてもらって結構ですが、

接尾語で単語の意味が予測できるのだな」と思えてもらえるだけでOKです!!

名詞の接尾辞

-age(行動、結果) coverage(報道 )  hostage(人質)
-er/-ant/-ent(人) driver(運転手)     assistant (アシスタント) 
-cy(状態、性質) vacancy (空き状態)   freqnency(頻度)
-ence/-ance(行動)attendance(参加)   acceptance(受け入れ)
-ery/-ry(類、行動)machinery(機械類)    bravery(勇敢さ)
-ism(主義)capitalism(資本主義)
-ity(状態)ability(能力)       diversity (多様性) 
-ment(行動、状態)improvement(改良)
-ness(状態)kindness (良心)    sadness (悲しみ)
-tion/-sion(行動)evolution(進化)    prediction(予測)

動詞の接尾辞

-ate (〜する)manipulate(操作する) collaborate(協力する)
-en (〜する、〜なる)fasten(締める) lighten(明るくする)
-fy(〜化する)classify (分類する) justify(正当化する)
-ize/ise (〜化する)visualize(可視化する)maximize(最大化する)

形容詞の接尾辞

-able(可能な)available(手に入る) capable (能力がある)
-al(性質の)accidental (偶然の) optional(随意の)
-ent(性質の) different(異なる)
-ful(〜に満ちた)graceful(優雅な) peaceful(平和な)
-ive(〜の(性質の)addictive (依存的な) attractive(魅力的な)
-less(〜のない) careless(注意のない)

副詞の接尾語

ly・ lly carefully (注意深く) finally (ついに)

単語学習の際に、単語の接尾語も意識するとTOEIC part5 で難しい問題が出された時にテクニックで正解をとれるので、

普段から心がけて単語学習を進めて見てください!

2 前置詞・接続詞の問題

前置詞と接続詞はよくミックスして出題されます。

前置詞は、in, on ,by , from, along ,over ,with ,of など空間、場所、位置関係を表す単語です。

接続語は、because ,while ,but ,although など文と文と繋げる役割をしています。

回答の流れとしては

まず空欄に前置詞か接続詞どちらが入るのかを判別 →→→ 選択肢を確認し、当てはまる品詞の単語のみ絞って選択する。

という順序で回答を導き出します。

ここで重要なことは前置詞の後には名詞がきて、接続詞の後には主語・動詞がくるということです。

例として、前置詞のduring と接続詞のwhileという文を見てみましょう。

・we cannot eat food during meeting (名詞)

・we cannot eat food while we(S) are(V) having a meeting

この知識を用いて、まずは文脈から前置詞が入るのか接続詞が入るのかを判別しなければいけません。

スタサプの問題を参考に考えてみましょう

The organizers of the Tokyo Concerts announced rules about interruptionsーーーーーpiano performances.

A:among 前置詞   「~の間で」

B:during 前置詞    「〜の間」

C:while 接続詞      「~する間」

D:between 前置詞   「(2つのもの)の間で」

この場合は空欄の後がpiano concert と名詞になっているので、すぐに前置詞が入ることがわかり、whileは選択肢から除外されます。
そこから意味を考えていき期間の間を表すduring が答えになります。

前置詞、接続詞の区別がつけられるようになれば、テクニックで点数が取れる問題が多く出てくるので、判別する練習をしておきましょう。

3 動詞の時制を問われる問題

動詞の時制を聞かれる問題は文章全体を見ることが大切になります。

[例題]In that article, McMillen   _________   how to deal with environment issues last year.

1   describes

2  described

3  to describe

4  describing

問題例のように語尾にlast year とついているだけで答えが一瞬でわかる問題があるので、文をしっかりと読み答えに結びつけましょう。

出されている問題の単語の意味がわからなくても、文脈からそれは現在形なのか過去形なのか未来形なのかを判別することができます。

文章から、時制を見抜くテクニックはつけておきましょう。

4 語彙問題

ストレートに語彙力を試される問題もよく出されます。

According to proposal, the new building will be —— soon.

A built

B  detained

C  reciprocated

D  signified

語彙問題に関しては本当に単語を知っているかいないかなので、対策方法はひたすら単語を覚えるということしかありません。

しかも結構難しい単語が出たりするので語彙力を増やし、消去法などを使っていく必要もでてきます。

【Point 2】文の構造を理解する

パート5ではどこが主語になり、どこが述語になるのかということをすぐに見分けられる能力が必要になります。

この文の主語と述語がどこにあるかわかりますか??一度考えて見てください。

Guests who arrive at the theater after the show has begun will not be seated until the intermission.

【和訳】ショーが始まった後に到着した客は途中休憩まで座ることはできません。

この文だと

主語  Guests (who arrive at the theater after the show has begun)

述語  will not be (seated)

が主語、述語になります。

このように文を俯瞰してどこが主語か述語かを見抜く力がpart5 で得点を取るためには必要になっていきます。

特に主語、述語がどれなのかわからないと致命的です

TOEIC part5では 関係代名詞[what ,who,which ,where,that ,whom]などを用いて、主語がどこまで修飾されているのかを紛らわす問題が多く出題されます。

文の構造を学ぶことが、このパートを攻略する第一ステップなので、まずは主語と述語が何なのかを見分けられる練習をしましょう。

全体を見ることで、簡単に問題をとけるヒントがあったりするので、割と簡単に解ける問題も出てきます。

私自身が使っていたスタディサプリの人気英語教師、関先生の講座がYoutubeに上がっていたので、一応シェアしておきます!

私はこの先生の授業をスタサプで受けてTOEIC920点取ることができました。一人で難しく考えるより、人に習ったほうが手っ取り早く理解できるので、ぜひ参考にしてみてください!


【Point3】 時間をかけすぎない [ かなり重要]

part5は時間をかけすぎないということが大切です。

TOEICは時間との勝負です。わからない問題は飛ばしてすぐに次の問題に行き、できるだけpart 6,7に時間を残しましょう。

part 5は一問15秒以下での解答を目指しましょう。

TOEIC高得点者の人でもわからない問題は勘で解いて、時間配分を守っています。

意外と大切なことなので、普段問題を解く時から意識しましょう。

TOEIC part5  おすすめ勉強方法

part 5ではやはりどれだけ単語・文法を知っているかなので、参考書、単語帳は読みまくりましょう。

そしてただ単語を暗記していくだけでなく、単語の接尾語や作りなどに注目してみると品詞問題は楽勝になると思います。

実際に問題を解き進めていく時は一問15秒で答えられるように時間を意識して解いていき、また文の構造を正確に掴み取る練習をしましょう。

また、私自身も最初は品詞って何?ってところからスタートしましたが、


単語帳やスタディサプリを用いてTOEIC990点を取得することができました。

スタサプではパーフェクト英文法講義というpart5に特化した講義が受けられますし、そこで品詞や文法の知識はつけられることができます。

今はまだ無料体験期間があると思うので、一瞬スタサプを使うのもありだと思います。

最後になりますが、とにかくpart5の学習は根気強さが必要です。明日すぐにできるようになるものではないので、

コツコツ毎日単語学習を進めていってください。

このパートを頑張ると不思議とこの後の長文も解けるようになっていき、TOEICの点数は間違いなく上がります。

TOEICで点数をとって、有利な人生にしましょう!

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