TOEICを初めて受けるから受けるけど、基本的なことを知りたい。。。
この記事ではTOEICの基本的な情報を共有できたらと思います!
目次
そもそもTOEIC とは??
TOEICとは 「Test of english for international communication」 の略であり、
英語を母国語としない人の英語でのコミュケーション力、を図るテストです。
一般的な英語テストではなく、
日常の中での一コマを拭き取った、会話やビジネスシーンでのコミュニケーションを切り取った問題が出されるので、
実践的な英語力が試されます。
TOEIC には二種類ある??
TOEICはこの二種類あります。
- TOEIC L&R test 聞く力(listening)読む力(reading )
- TOEIC S&W test 話す力(speaking) 書く力(writing)
企業などが重視するのは 主にTOEIC L&R testですが、最近ではS&Wの技能も評価基準とする企業も増えてきているそうです。
TEST別の特徴
TOEIC L&R test
問題数 | listening 100問 reading100問 |
制限時間 | 2時間 (リスニング45分 リーディング75分) |
点数配分 | 990点満点(リスニング445点、リーディング445点) |
問題形式 | マークシート式 |
受験料 | 7810 円(税込) |
合計約2時間で200問に答えるマークシート方式のテストです。
出題形式は毎回同じで、解答はすべて問題用紙とは別の解答用紙に記入します。
テストは英文のみで構成されており、英文和訳・和文英訳といった設問はありません。
L&R test 配点
TOEIC L&Rでは、1門何点という点数配分は決まっていません。
TOEICテスト問題は毎回変わるため、多少テストごとの難しさにばらつきが出てしまうので、
スコアに差が出ないよう平等に点数を割り振るため、統計的な採点制度を行っています。
受験者の問題正答率から、問題の点数が決まります。
みんなが点数を取りやすい問題は点数低く、間違えた問題ほど点数は高くなるということです。
という場合でも、実力が変わっていなければ
というケースがあります。
つまり、必ずしも
問題を多く解けた=高得点
問題が全然解けなかった=低得点
というわけではないということです。
TOEIC S&W test
問題数 | speaking 11問 writing 8問 |
制限時間 | speaking 20分 writing 60分 |
点数配分 | speaking writing 400 speaking 200 writing 200 |
問題方式 | パソコン |
受験料 | 10450円(税込) |
試験会場にてパソコンで受けるテストです。
(TOEIC公式)
問題構成
speaking(問題数11問 テスト時間約20分)
- 音読問題(2問) アナウンスや広告を音読
- 写真描写問題(1問) 写真の内容を説明する
- 応答問題(3問) インタビューや電話の設定で応答に答える
- 提示された問題にもとづく問題(3問) 資料や文書に基づいて答える
- 解決策を提案する問題(1問) メッセージや会議内容への解決策を掲示する
- 意見を述べる問題(1問) あるテーマに沿って自分の意見を述べる
writing(問題8問 約60分)
- 写真描写問題(5問) 与えられた2つの語句を使い写真を説明するぶんを作る
- Eメール作成(2問) メールを読み、返信の内容を考える
- 意見を記述(1問) あるテーマについて自分の意見を述べる
S&W test 採点方法
Speaking に関しては録音された音声を、この配点を基準に採点資格をもった採点者によって採点されます。
はじめの4つの問題形式(Question 1から9)の採点には0~3のスケール
あとの2つの問題形式(Question 10から11)の採点には0~5のスケール
writing も同様に資格を持った採点者による採点方式です。
最初の問題形式(Question 1から5)の採点には0~3のスケール
2番目の問題形式(Question 6から7)の採点には0~4のスケール
3番目の問題形式(Question 8)の採点には0~5のスケール
なぜTOEICを受けるべきなのか?メリットは?
メリットは、ズバリ転職や就職活動で有利になることです。
TOEICの点数は「グローバルに戦える人間かどうか」を図る上でとても重要視されています。
多くの企業は今、グローバル人材を求めており、TOEICを基準にして採用を行っています。
例えば、楽天は入社までに必ずTOEIC800点を取らなければならないという制度を用いています。
楽天のようにグローバル展開を狙う大手企業は今後増えていくと言われているので、
TOEICの点数をとることは就職・転職を有利に進める上で非常に大切なものになっていきます。
(英語活用実態調査)
今では、企業のエントリーシートにTOEICの点数を書く欄は必ずありますし、半分以上の企業がTOEICの点数を参考にしているというデータがあります。
また、英語力だけではなくTOEIC勉強時の「忍耐力」や文章の「読解力」など様々な視点から、TOEIC の点数は評価されています。
日程・開催場所
TOEICは約1ヶ月開催されます。
午前の部と午後の部があり、どちらかを受けることができます。(両方は受けられません)
申し込めるのは2ヶ月後のTOEICテストです!
「いますぐ必要だから今月中の取りたい!」という方は諦めるしかありません。計画的にTOEICの日程は確認しておきましょう。
開催場所は主に高校や大学が利用され、申し込みの際に自信が行きやすい試験会場を選ぶことができます。
申し込み方法
TOEIC公式ホームページから申し込むことができます。
本体なら、この右上のところから応募することができますが、この場合ですと、まだ申し込み期間外です。
6/24〜6/28になれば8月22日のTOEICに応募することができます。
申し込み受付期間は、意外と短いので確認しておく必要があります。
また、TOEICを受けるには、会員登録が必要になります。
公式ホームページにて、会員登録のところをクリックして、登録を進めましょう。
一回会員になっておけば、次受けるときなどもスムーズに受けられることができますし、テスト結果を会員サービスを通じて、すぐに見ることができるようになります。
会員登録を済ませると、TOEICの日程、希望会場、支払い方法などを選択して行き、申し込みを済ませましょう。
支払い方法は以下の三つから選べます。
- クレジット
- コンビニエンスストア
- 楽天ペイ
まとめ
いかがでしたでしょうか?
TOEICに対するわからなかったことを、少しでも解消できたら幸いです。
個人的に、TOEICは連続で2回くらい受けるのをお勧めします。
1回目ではやはり本調子でないと思うので、一回めは練習で、という感じでもいいかもしれません。
お金は多少かけてでも、TOEIC点数は一生使えるのでお金以上の価値は返ってきます。
計画的に目標を立てて、TOEIC攻略して行きましょう!]]>